アイリスのその他不快害虫の駆除

その他不快害虫とは?

一般に不快害虫と言われる害虫にトコジラミ(南京虫)、キクイムシ、ダンゴムシ、ワラジムシ、ヤスデ、ムカデ、ネコノミ、ユスリカ、カメムシ、ゲジ、タカラダニ、チャタテムシ、メイガ、シバンムシ類、シバンムシアリガタバチ、カツブシムシ、コクヌストモドキ、スズメバチ、アシナガバチ、ブユ、ドクガ、チャドクガ等々があります。これらの害虫の中で駆除依頼の多いトコジラミ(南京虫)・ノミ・ドクガ類の駆除方法について説明します。

駆除依頼の多いトコジラミ(南京虫)・ノミ・ドクガ類の駆除方法

トコジラミ(南京虫)の発生源と駆除方法

◆トコジラミの発生源と被害

トコジラミは別名ナンキンムシとも呼ばれ、カメムシ目ナンキンムシ科に属します。
最近になってトコジラミの被害は増加し関東から九州まで被害は広範囲で、ホテルやサウナ、旅館、簡易宿泊施設、老人施設などで目立ちますが、最近はアパートや一般家庭でも被害が出ています。
中国や台湾、中東地域に旅行した際、カバンに入り込んで持ち込み、温暖化や暖房の使用で繁殖条件が整ったと考えられます。アメリカやフランス、オーストラリアでも深刻な問題になっています。
昼間は、ベッド、壁、柱などの隙間や割れ目に潜んでいて、夜間這い出てきて吸血します。1度目は血を吸われてもかゆみは無いが、2度目以降はアレルギー反応で強いかゆみが出ます。都内では5月から8月にかけて被害が多く出ています。成虫の寿命は長く、9ヶ月から1年半ぐらいあります。

◆当社のトコジラミの駆除方法

家具の裏・中 、ベッド周り(生地のジョイント部分や裏側、内部)床・壁・柱のすき間、壁紙のはがれ裏、畳周り、じゅうたん・カーペット裏など徹底的な薬剤散布による駆除を行います。
まず、ポンプ式噴霧器で残効性薬剤(ペルメトリン製剤液)の散布を行います。これにより、這い出てきて薬剤の上を歩いた虫を殺虫することが出来ます。更に細部隙間に対して、即効性殺虫スプレーを使用し、隙間に隠れているトコジラミに直接噴霧します。

ノミの発生源と駆除方法

◆ノミの発生源と被害

最近、室内で犬や猫などの動物を飼う人が増え、ペツトによって室内に持ち込まれたネコノミによる吸血が増えて来ました。
室内に持ち込まれたノミは、ペットから離れたあと、タタミやジュウタンのほこりの中で卵を生み、サナギから成虫になりペットや人に飛びつき吸血します。

被害の多くは、吸血後のかゆみです。ペットを抱いた腕や膝から足首に集中します。
またのら猫が物置や空室屋根裏に侵入し、子猫を生んだりした場合大量のネコノミが発生した場合があります。現在ヒトノミ、イヌノミはほとんど見られなくなっています。

◆当社のノミの駆除方法

まずペットに寄生している成虫を取り除きます。
ノミ取り粉、ノミ取りシャンプー、ノミ取り首輪等を用いて駆除します。
また畳みやジュウタン等の生息場所を掃除機でていねいに掃除し、卵や幼虫を取り除きます。

次に有機リン系殺虫剤を10倍に希釈して50ml/m2噴霧します。床下等に猫がは入り込める様な状況であれば床下に動力噴霧器で噴霧します。また畳みの下には、フェニトロチオン粉剤を30〜50g/m2散布します。畳みやジュウタンにはダニ駆除剤(10%フェノトリン)を噴霧します。

ドクガ類の発生源と防除方法

◆激しい痛みとともに皮膚炎を起こすチャドクガ

チャ、サザンカ、ツバキ等ツバキ科の植物に発生するチャドクガは体長12〜18mm。
成虫は雌成虫は淡い黄色で、前羽の中央に黄色の帯状紋があります。幼虫は体長約25mmで群居性がつよいが老熟すると分散します。サザンカ等の垣根に大発生し、2齢以降の幼虫の背面に無数の毒針毛を有します。

幼虫は5〜6月と9月〜10月の年2回発生する。幼虫、脱皮殻に触れると激しい痛みとともに皮膚炎をおこします。

◆無数の毒針毛を持つドクガ

トクガの幼虫は、バラ科のサクラ、ウメ、ナシ、リンゴ、キイチゴ、ブナ科のクヌギ、コナラ、クリ、マメ科、ツヅジ科等の植物の葉を食害します。
2齢以降の幼虫の背面に無数の毒針毛を有します。年1回の発生で、幼虫は4月〜6月に見られ、若齢幼虫で越冬します。幼虫、脱皮殻に触れると激しい痛みと共に皮膚炎を起こします。

当社のドクガ類の駆除方法

できるだけ幼虫の小さいうちに見つけて、その被害葉を切り取って処分します。または、綿に油を付けたものを棒の先につけ、点火して幼虫を焼き殺します。
殺虫剤を用いる場合は、フェニトロチオン、ペルメトリン等の乳剤を6月から7日おきに1〜2回散布します。群居している幼虫にエアゾール剤も効果があり、卵塊を見つけてつぶすとかなりの予防になります。